2017年07月08日

推定年俸でセレッソ大阪×柏レイソルをプレビューしてみた

 KOBAYOUでーす。


 2017年7月2日。セレッソ大阪はJ1で首位に立ちました。暫定ですけど。わずか3日で鹿島アントラーズに抜かれましたけど。
 2005年12月2日以来の首位です。奇しくもそのときも今回も、相手はFC東京。あらためて記録を見ると、茂庭照幸の名前が。あの日、モニさん出てたんですね……。

 いまや、両クラブにおける関係者は藤本康太とモニさんのふたりだけかー。


【プレビュー】餅ダービーでリベンジ! 2017J1第18節

 というわけで。
「セレッソ大阪vs柏レイソル」を採りあげて、推定年俸をつかってプレビューしてみましょう。

 方法はいつもとおなじ。スタメン11名とベンチ7名を予想して、その推定年俸を戦闘力として(笑)眺めてみよう、といったところ。
 毎回書いていますが、お遊びですからねー。推定年俸=スカウターの戦闘力((C)鳥山明)、みたいなノリだと思って楽しんでもらえたら嬉しいです。



 ではさっそく、次の表をみてみましょう。


いうまでもなくもちろんジョークです

 なんとなく、公式感を出してみました(笑)。試合のメンバー表風になっています。


ここまでの両チーム

 セレッソ大阪(以下、C大阪)は、開幕節を、J1残留をぎりぎりではたしたジュビロ磐田と引分けたあと、2016年間勝点1位(でも優勝していない)浦和レッズにJ1の洗礼を浴び、おなじ昇格チームのコンサドーレ札幌に追いつかれて引分け、と開幕ダッシュに失敗。
 その後、ユン・ジョンファン監督の古巣であるサガン鳥栖にようやく勝利すると、松田陸横浜F・マリノス齋藤学を自由にさせずに抑えこんで、2−0と連勝。鹿島アントラーズには、これも古巣対決となった山村和也がゴール前、ニアで相手ディフェンダーから消える動きをして角度のないところからヘディングをきめて1−0で3連勝。
 大阪ダービーは、杉本健勇の2ゴールがありながらも2−2とくやしい引分け。
 第8節は、ヴァンフォーレ甲府相手に、杉本健勇の2戦連続弾で先制するも、コーナーキック(CK)からのヘディングを決められて1−1となり、これも2戦連続で引分け。
 第9節、川崎フロンターレに前半、ペナルティキック(PK)を取られるも、PK失敗に助けられ、山村和也清武弘嗣のゴールで2−0と勝利。
 第10節の柏レイソル戦は、5月の陽気のなか暑さと疲れの影響もあってか、丸橋祐介の右足でのクリアボールが、詰めてきていたクリスティアーノに当たって入ったゴールを守りきられて0−1で敗北。

【公式】ハイライト:柏レイソルvsセレッソ大阪 明治安田生命J1リーグ 第10節 2017/5/6 - YouTube


 第11節、サンフレッチェ広島には先制されるも、杉本健勇のゴールで同点。つづいて清武弘嗣が押し込んで逆転に成功。さらにはマテイ・ヨニッチがヘディングで突き放す。後半、こぼれ球をミキッチのミドルシュートで一点差に詰め寄られるも、直後に杉本健勇が、味方陣内左から相手ペナルティエリア右付近までの60〜70メートルをドリブルで持ち上がってそのままゴールを決めて再度突き放し、最後はもう一度、右サイドからのCKを、マテイ・ヨニッチが今度は足で押し込んで、5−2で勝利。
 第12節は、大宮アルディージャを相手に、左CKを、清武弘嗣がニアでヘディングして先制。つづいても右CKを山村和也が高い打点のヘディングで押し込んで追加点。さらに関口訓充のグラウンダーのマイナスのパスを、体勢をくずしながらも右足を振り抜いた杉本健勇のシュートが決まって、3−0で連勝。
 第13節は、ヴィッセル神戸に対して、マテイ・ヨニッチからのロングフィードに抜け出した山村和也が先制ゴールを決めるも、ゴール前で山下達也にぴったりとくっつかれながらもボールをおさめた渡辺千真にゴールを決められ同点。後半、神戸が盛り返したところへ山村和也の左サイドからの山なりのクロスを、途中出場した水沼宏太が右サイドのニアへボレーで突き刺して、2−1で3連勝。
 第14節は、アルビレックス新潟を迎えたホームゲームで後半、柿谷曜一朗のPKを皮切りに怒濤の4ゴールで、4−0で4連勝。
 第15節、清水エスパルスには、前半早々にチアゴ・アウベスに左サイドから破られて、チョン・テセのゴールで先制されたものの、後半ロスタイムに清武弘嗣のPKで追いついて、からくも1−1の引分け。
 第16節、なんと14年間勝てていない仙台ホームでおこなわれたベガルタ仙台戦は、柿谷曜一朗の左足ボレーで先制。さらに杉本健勇のスルーパスから山村和也のゴールで突き放すも、きれいに中央を崩されて失点。それでも、左サイドからのクロスに山下達也が打点の高いヘディングで追加点。またも美しい崩しから追いすがられるも、最後は、ソウザが放ったシュートのはね返りを山口蛍がミドルシュートでゴールへ突き刺し、4−2で勝利。
 第17節は、FC東京の永井謙佑の速いカウンターからピーター・ウタカに決められて先制されるも、後半、FC東京から加入の水沼宏太が上げたクロスを杉本健勇がヘディングで決めて追いつき、つづいてまたも水沼宏太から、これも元FC東京の松田陸がオーバーラップしてゴールにせまり、GKの左腕と左足の間を抜くシュートで逆転。さらにはソウザがミドルシュートを決めて、3−1で連勝。
 17試合で10勝5分2敗、勝点35です。

 柏レイソル(以下、柏)は、第1節をサガン鳥栖から3−1で勝利。
 第2節は、吹田相手に1−3で敗北。
 第3節は、川崎フロンターレに1−2で敗北。
 第4節は、ベガルタ仙台に0−1で敗北。
 第5節は、サンフレッチェ広島に2−0で勝利。
 第6節は、清水エスパルスに0−2で敗北。
 第7節は、ヴィッセル神戸に2−1で勝利。
 第8節は、横浜F・マリノスに2−0で連勝。
 第9節は、アルビレックス新潟に1−0で3連勝。
 第10節は、セレッソ大阪相手に暑いなか、丸橋祐介の右足のクリアミスがクリスティアーノの腰に当たってゴールに吸い込まれたゴールが決勝点となり、1−0で4連勝。
 第11節は、FC東京とのアウェイ戦、中央のペナルティエリア外から手塚康平が左足のミドルシュートを突き刺し先制。中央左寄りからクリスティアーノのスルーパスに相手DFと相手GKと競り合いながら伊藤純也が押し込んで追加点。右サイドからのクロスをヘディングで合わされて1点を返されるも逃げ切り、2−1で5連勝。
 第12節は、磐田に対して、右サイドからのグラウンダーのクロスのこぼれ球をクリスティアーノが押し込んで先制すると、後半には、右サイドからのクロスに中川寛斗がヘディングで押し込み追加点を決めて、2−0で6連勝。
 第13節は、大宮に左サイドからのCKを押し込まれ先制されるも、前半のうちに左サイドからのクロスへの処理を相手GKが手間取ったところに伊藤純也のヘディングが決まり同点にし、後半、右サイド深いところからのクロスを武富孝介がファーへ飛び込みこれもヘディングで逆転に成功。さらには右サイドからのFKをヘディングで返したところを武富孝介が押し込み追加点。つづいてクリスティアーノが右サイドを縦に切り込み、左足を振り抜いてニアへ決めたゴールでだめ押し。終了間際に右サイドからのミドルシュートを決められたものの、4−2で7連勝。
 第14節は、浦和との一戦、右サイドの小池龍太のクロスを逆サイドの武富孝介ヘディングで返し、最後も中川寛斗がヘディングして決めたのが決勝点となり、1−0で8連勝。
 第15節は、甲府と、0−0で引分け。
 第16節は、札幌に対して前半、大谷秀和からのパスを武富孝介が受けたところでファール。PKをクリスティアーノが決めて先制。FKから同点にされるも、終了間際に右サイドの伊藤純也からのパスをディエゴ・オリヴェイラが決めて、2−1で勝利。
 第17節は、鹿島相手に前半のうちに大谷秀和のゴールで先制するも、後半開始から10分ほどの間に立て続けに失点。すぐに右サイドからの攻撃でクリスティアーノがゴールを奪って追いつくもみたびゴールを奪われ、2−3で敗北。
 17試合で11勝1分5敗、勝点34です。

 前回対戦からC大阪は6勝1分0敗柏は5勝1分1敗。前節入れ替わるまでは暫定首位の座にいただけあって、強いチームとの対戦になります。

 NHKさん惜しかったですね。ポドルスキがまだ出られない神戸じゃなくって、今日、生中継するならこっちの試合だったんじゃない(笑)?


C大阪は、4-2-3-1

 ゴールキーパー(GK)は、キム・ジンヒョン(1億)。

 ディフェンダー(DF)は、センターバック(CB)に、マテイ・ヨニッチ(6000万)と、山下達也(5000万)のふたり。右サイドバック(SB)は、松田陸(2000万)、左SBは、丸橋祐介(4000万)で4バック。

 ミッドフィルダー(MF)は、ソウザ(8000万)と山口蛍(8000万)のボランチふたり(ドイスボランチ)。柿谷曜一朗(8000万)が左MF。水沼宏太(3000万)が右MF。トップ下に山村和也(4000万)。

 フォワードには、1トップ(ワントップ)として杉本健勇(6000万)を予想してみます。


柏は、4-2-2-2

 柏は、ここまで4-2-2-2ですので、同じように11人を選んでみましょう。

 GKは、中村航輔(2500万)。

 DFは、CBに、中谷進之介(1500万)と、中山雄太(1200万)のふたり。右SBは、小池龍太(900万)、左SBは、輪湖直樹(1500万)で4バック。

 MFは、大谷秀和(5000万)と手塚康平(360万)のドイスボランチ。武富孝介(1600万)が左MF。伊藤純也(2000万)が右MF。

 FWには、2トップ(ツートップ)としてクリスティアーノ(8000万)と中川寛斗(900万)。


細貝萌と清武弘嗣とキム・ボギョン、あと楽しみなマッチアップ

 細貝萌(4320万)の推定年俸については、2017シーズン第10節のプレビューで推定してみた結果、推定年俸4320万円が妥当かも、という結果になったものを流用しています。

 清武弘嗣(1億2000万)については、2017シーズン第16節の仙台戦でハムストリングを負傷して、全治8週間で離脱中のため、ベンチ外になっています。

 キム・ボギョンについては、夏の移籍ウィンドーが開いていないため、契約がされていてもまだ試合に出ることができません。なのでベンチ外ですし、推定年俸は推定しないことにします(笑)。
 凱旋にはならなくって残念ですけどね。

 この試合、C大阪の左MF柿谷曜一朗(8000万)と、柏の左SB輪湖直樹(1500万)は徳島ヴォルティスでともにプレーした間柄。
 また、C大阪の福光隆貴(1000万)と柏の右SB小池龍太(900万)は2016シーズンまでレノファ山口でいっしょでした。
 曜一朗がポジションチェンジして右サイドへ流れたり、福光が途中出場したりすれば、直接のマッチアップが観られるかもしれません。
 徳島ヴォルティスは、同じ日の一時間前から2017シーズンのJ2第22節を闘っていますので、サポーターの方がこの試合を観るのは難しいかもしれませんが、レノファ山口サポーターのみなさんは試合が次の日ですから、この試合に注目してもらえたら、ひょっとするとひょっとするかもしれませんね。


5818万円と2315万円。倍以上の差が

 さて、スタメン11人の平均推定年俸を見てみると、かなりの差があります。C大阪は、5818万円。いっぽう柏は、2315万円。
 これで勝点差がわずかに1しかないのですから、柏のお金のかけ方が上手いということになりますね。
 C大阪もなんとか追いつこうとしているところですが、柏はユース出身者率が非常に高いためか、年俸が低く抑えられている傾向があるように思います。
 また、前線の外国籍の選手を、高額であっても獲得することで、確実に点を獲りたいというクラブの意思が見えますね。

 余談ですが、手塚康平(360万)はすでにA契約の条件(公式戦450分出場)を満たしていることから、すでに年俸は360万円ではなくなっていますが、ここではそのままでいきたいと思います。


ベンチメンバーをみてみる

 ベンチメンバーでの平均推定年俸は、1629万円と3103万円。こちらは柏が倍ちかく多くなっていますね。細貝萌(4320万)、大津祐樹(3500万)といった日本代表クラスの選手がベンチにいるのですから、高くても納得できるところです。

 C大阪は清武弘嗣(1億2000万)がいないことが響いています。


予算規模からみた両クラブ

 ここでもうひとつ、表をみてみましょう。

このデータ自体はジョークじゃありません。

 Jリーグ毎年公開しているクラブの収支報告でみるC大阪と柏です。
 ほんとは2016シーズンのデータで比べたいところですが、まだ公開されていないので、2015シーズンの数値で代用します。
(じつはすでに「速報で発表された」という記事は確認できるのですが、ネット上にあがっていないようですので、まだ前年度の発表をつかっています)

 ここで見てほしいのは、収入である『営業収益』に対して、戦力となる『チーム人件費』と『トップチーム運営経費』が占める割合です。

 この項目については、前回と変わりませんので、前回のプレビューをご覧ください(笑)

 それだけではアレなので(笑)すこしだけ書き足すと、固定負債を減らすことで余計なことにお金を回すのではなく、純粋にクラブの強化に対してお金を使おうとしていると見ることができなくはありません。そういう意味では両クラブとも、フットボールクラブの経営としては健全なのかもしれません。


選手交代させるとどうなる?

 さて、選手交代させてみましょう。
 毎度ながら、セレッソサポーターとして、あえて不利な方向で考えてみます(笑)。

 C大阪は、推定年俸の高いほうから、キム・ジンヒョン(1億)、ソウザ(8000万)、柿谷曜一朗(8000万)をアウト、ベンチからは、推定年俸が低い順に、木本恭生(800万)、丹野研太(1000万)、澤上竜二(800万)をインしてみます。
 左サイドへは杉本健勇(6000万)がさがることで、澤上竜二(800万)が1トップに入るかたちですね。

 柏は、推定年俸の低いほうから3人。手塚康平(360万)、小池龍太(900万)、中川寛斗(900万)。交代選手は、推定年俸の高い順に、ディエゴ・オリヴェイラ(6000万)、細貝萌(4320万)、大津祐樹(3500万)を入れます。
 SBを削っても、得点を狙いに行くかたちでしょうか。

 こうすると、3691万円と3375万円。ほぼ同じになりましたね。


 とはいえ、実はこういったかたちでの交代はほぼありえませんので、少しだけ、現実に即した交代も見てみたいと思います。

 C大阪は、水沼宏太(3000万)に替わって福光隆貴(1000万)が入り、ここで山村和也(4000万)がDFに下がって、5バック(ファイブバック)になるでしょう。また、松田陸(2000万)に替えて田中裕介(4000万)が入るかもしれません。そのうえで、杉本健勇(6000万)と澤上竜二(800万)が交代しそうです。
 柏は、中川寛斗(900万)とディエゴ・オリヴェイラ(6000万)がまず入れ替わり、武富孝介(1600万)に替わって大津祐樹(3500万)が入ることになるでしょう。そして、輪湖直樹(1500万)に替えて、ユン・ソギョン(3000万)が投入されるというのがここ最近のパターンっぽいですね。

 こうなると、5345万円と3087万円。スタメン11人(5818万円と2315万円)からはすこし差がちぢまりましたが、大きくは変わらないように思います。


まとめ

 柏は、「勝っているあいだはチームをいじらない」を地でいくように、ここ4節先発メンバーを入れ替えていません。その直前の3節も、中山雄太(1200万)がU-20ワールドカップに招集されていたのを鎌田次郎(2500万)で穴埋めしていただけですので、実は、前回対戦と同じメンバーでスタートすることになります。

 C大阪は、夜のゲームとはいえ前回対戦とおなじような暑さのなか、前回はピッチにいた清武弘嗣(1億2000万)がいないなか、90分を闘いぬくことが必要でしょう。リベンジに燃える丸橋祐介(4000万)の突破やクロス、そしてここ数試合見せるカットインに期待したいところ。


 あ、岩瀬健さん誕生日おめでとうございます(柏ヘッドコーチ)。と書こうと思ったら、ほかにも小菊昭雄さん(C大阪コーチ)が7月7日だし、椋原健太(1000万)とキム・ジンヒョン(1億)が7月6日だったし、この時期、誕生日の方が多いですね。
 それぞれの誕生日プレゼントってことでスコアは3−1でいかがでしょうか(笑)。あ、ジンヒョンは失点を防ぐほうが嬉しいはずですし、1点ずつ減らして誕生日プレゼントとしては2−0で手を打ちませんか柏サポーターのみなさん(笑)。

 ……ダメ?



参考:2017明治安田生命Jリーグディビジョン1第10節
 推定年俸で柏レイソル×セレッソ大阪をプレビューしてみた: www.kobayou.com

posted by KOBAYOU at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | セレッソ大阪2017 | 更新情報をチェックする
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